倉庫には更なる効率化と高速化が求められており、自律走行搬送ロボット(AMR)は物流に欠かせない存在になっています。しかしながら、AMRは効率を高める一方で、安全面での課題も生みだします。Axelentは、自動倉庫の現場において、人を守るための安全ソリューションを提供いたします。

モバイルロボットと人が共存する安全なスペース

AMRはセンサーとマッピング機能を使い、自律的に走行します。人が働き、歩き、行き交う環境の中でも自由に移動できます。しかし、センサーだけでは安全を完全に確保することはできません。時間の経過とともに人の注意力は低下し、障害物が走行を妨げることもあります。また、人とロボットが混在するエリアには明確な安全ルールがない場合もあります。

AMRゾーンの課題:

  • オープンエリアでの人とロボットの接触
  • 物が多い場所での走行エラー
  • 人とロボットが混在する環境における安全ルール不足

動きを前提とした安全対策

AMRが自由に動き回る環境で人を守るためには、ゾーンを明確に区切ることが大切です。AMRは常に動き続け、パレットや設備、人の近くを通過します。正しい安全対策をとれば、人とロボットは安全に共存することができ、作業効率を落とすことなく運用できます。

Axelentは、歩行者用バリアや 注意喚起バリア などを提供しています。これにより、人の動線を誘導し、AMRが稼働するエリアへの誤侵入を防ぎます。

Automated guided vehicle (AMR) in industrial warehouse
Autonomous mobile robots moving goods, worker standing behind impact protection

AMRゾーンにおける人の保護

  • 作業ゾーンや搬送ポイント、ドッキングエリアを安全柵で囲い、床との隙間をなくす
  • ロボットや台車の衝突を吸収するインパクトバリアで設備を守る
  • 移動範囲を制御するプロテクションを設置し、走行エラーを防ぐ

Axelentのモジュール式システムは、あらゆる場面で安全をサポートします。ぜひ当社の 自動化・ロボティクス向けソリューション をご覧ください。

AMR稼働エリアのリスク対策

  • AMRの充電・ドッキングステーションをフェンスや囲いで保護
  • 搬送エリアには歩行者用バリアを設置し、人の立ち入りを防止
  • AMRが塞ぐことがない緊急避難ルートを確保

 

Autonomous mobile robot (AMR) transporting materials and safety fencing along the sides

設計段階から安全を組み込む

倉庫のレイアウト設計時点で安全性を考慮に入れることで、効率的な環境をつくることができます。Axelentは、初期段階から安全規格に準拠した設計をサポートし、安全を後付けではなく仕組みの一部として組み込みます。

当社はAMR向けに、以下の国際規格や米国規格への対応を支援しています:

  • ISO 3691-4(産業用モバイルロボットの安全要件)
  • ANSI/RIA R15.08-1/-2
  • ANSI/ITSDF B56.5

バリアやプロテクション、視覚的ガイドを使ってゾーンを明確にすることで、AMRは安全な範囲内で稼働し、人は安心して作業エリアを利用できます。

Axelentは、リスクアセスメントやゾーン設計、ISO 13855に基づく安全距離の算出まで、プロセス全体をサポートします。倉庫を「安全で、規格に準拠し、成長できる環境」へと導きます。

自動倉庫の安全対策

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自動倉庫の安全対策

お問い合わせ

自動倉庫の安全確保について、ぜひご相談ください。
専門チームがサポートいたします。

Axelentは、ロボットと連携して機能する安全環境の構築をお手伝いします。
レイアウト図をお送りいただければ、作業を止めずに人を守る安全ソリューションの設計をサポートいたします。








瀬谷 進一
瀬谷 進一 Shinichi Seya

Axelent Japan

営業マネージャー Sales Manager

猪瀬 宏幸
猪瀬 宏幸 Hiroyuki Inose

Axelent Japan

営業 - Account Manager

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