Nexans社 事故ゼロを目指して

 

 

Nexans(ネクサンス)はフランス・パリに本社を置くケーブルおよび光ファイバーを製造するグローバル企業です。世界中の再生可能エネルギーへ移行する潮流にも後押しされ、年間売上高は1兆円を超えています。
北欧では、スウェーデンのグリムソス(Grimsås)に研究開発と製造拠点となる工場を構え、電力・設備ケーブル、警報・セキュリティケーブル、自動車用ケーブル、そして光ファイバーケーブルを製造しています。

社会的サステナビリティの取り組みとして、安全を最優先事項と決め「zero serious accidents vision (重大事故をゼロにする)」の理念を掲げています。
SUSA (Safe /Un-Safe Act) システムを使い、全ての従業員と訪問者の両方が、潜在的なリスクを見つけた際は報告できるよう奨励されています。全てのメンテナンス作業の前に、必ず徹底的なリスク評価が実施されます。
またNexansでは、事故ゼロを目指す「プログラム66」があります。これは66の製造ラインの安全性をアップグレードするもので、6年間で約6000万SEK(約8.7億円)が投資されることになっています。

 

 

 

 

Nexans
Nexans社
Patrick Erlandson(改善リーダー)と Peter Kebke(プロジェクトマネージャー)

Safety Designの活用

Nexans社が製造ライン周辺の安全対策実施を決定した際、それぞれの生産設備環境に合わせて細やかに対応できる安全ソリューションが必要となりました。そこでAxelentの図面作成アプリケーション「Safety Design」を活用して、それぞれの作業環境と安全要件をクリアできる安全対策を創り上げることができました。
「Safety Designのアプリケーションを使い、自分たちで安全柵のレイアウトを作成できるのがとても便利でした。時間の節約にもなり、私たちが本当に必要と考えているもので構成することができました」とNexansのプロジェクトマネージャーであるPeter Kebke氏は述べています。
Safety Designを活用した結果、設置までの期間も短縮することができました。また工場フロアの全ての人にとって、安全な環境をつくることができました。

生産のスピードを落とすことなく安全対策を実現

Nexansの生産環境では、巨大なケーブルのドラムと重機を常に扱います。そのため丈夫で安全なシステムを構築する必要があります。また生産ニーズの変化に合わせて、生産フローを妨げずに変更も可能である柔軟なバリアを構築することが課題でした。
「フロアレイアウトに適応でき、必要に応じて容易に再構築できるシステムが必要でした。Axelentの安全製品は標準コンポーネントを組み合わせて構築することができるため、柔軟性がありレイアウト更新も容易となるため、完璧に当社のニーズにフィットしました」とPeter Kebke氏は述べています。

Nexans

 

この事例で登場した製品

X-Guard | メッシュパネル

X-Guard | ドア

X-Guard | ロック・スイッチ

X-Guard | アクセサリー

インパクトバリア

私たちAxelentは、お客様の安全性向上のため、これからも以下の3点に基づき安全ソリューションを提供してまいります。

  1. 厳しい環境での高い信頼性
  2. ニーズに合わせたカスタマイズ性
  3. 一貫した質の高いサポート体制

安全対策について、お気軽にご相談ください。

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Safety Book 安全の手引き

Safety Bookで安全について学ぶ

アクセレントのSafety Book「安全の手引き」が新しくなりました。 安全な職場を作るには、どこから何を始めたらいいの?どのような法令があるの? そのような疑問をSafety Bookが解決します。