安全柵にクリック金具を採用するメリットは何ですか?

 

アクセレントのスマートな固定システムの利点 

  • 当社独自のクリック金具システムはISO 14120 ANSI B11.19 CSA Z432の安全規格に準拠しています.
  • 他社のシステムよりも短時間かつ容易に設置が可能です.
  • メンテナンス時に取り外したパネルは、容易に再取り付けが可能ですそのためメンテナンススタッフは、作業終了後にパネルを再度取り付けやすくなります
  • 「紛失しない固定具が特徴的です。全ての固定具がポストとパネルに残るため、床に落ちたり、紛失することもありません。
  • 固定具を外すには、専用のX-Keyが必要となるため、危険エリアへの不正な侵入を防ぎます。X-Keyの所有をメンテナンススタッフのみに制限することができます。
  • リリース後はパネルを傾けて、床へスライドすることができます。パネルは固定具がなければ取り付けができません。 

 

ISO 14120 には、固定式ガードに関する多くの要件が含まれており、同時に満たすのは難しいように見受けられます。 

  1. ガードの取り外し可能な固定部分は、工具を使用した場合にのみ取り外し可能でなければなりません (5.3.9)

  2. 固定ガードは、固定具が無い状態では固定されないようにするべきです(5.310) 

  1. 固定ガードを取り外す際も固定具はガードまたは機械に取り付けたままでなければなりません (5.19) 

  1. 固定ガードは簡単に取り外せないよう設計されるべきです (5.3.9) 

  1. 固定ガードは簡単に再取り付けできるようにするべきです (6.4.4.1 b) 

特に要件 4 5 は互いに矛盾しているように見えます。 

 

ガードの取り外しが簡単ではいけないしかし再取り付けは簡単にできるようにするにはどうすればよいでしょうか 

Axelent X-Guard シリーズで採用されているクリック 金具 システムが有効ですパネルは、専用工具X-Keyを使用してのみ取り外すことができます。X-Keyが無ければパネルを外すことは出来ませんしかしパネルの再取り付けは非常に簡単です。パネルを下部ガイドにスライドさせ、上部の金具にカチッとはめ込むだけです。 

 

クリック 金具は「クイック リリース ファスナー」と同じですか 

ドイツの事故防止当局の論文には、異なると書かれています。この文書は、ISO 14120 のセクション 5.3.9 の解釈を支援することを目的としており、クイックリリースファスナーは工具を使用せずに、コイン、ペン、爪やすりなどの日常的な物で解除できると述べていますしかしISO 14120 では、安全柵を簡単に無効にしてしまうため、このような固定具を固定ガードの外側に使用してはならないと規定しています。ドイツの声明は世界市場でどの程度の注目を集めたのでしょうか? (ISO 14120 セクション 5.3.9 DGUV ペーパー FBHM-130:2022 を比較 

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