安全ハブ

どの安全規格が重要?

どの安全規格も、あるプロジェクトの誰かにとっては重要なものです。しかし、一般的に11の規格だけが、発生する安全問題の80%に対する解決策を含んでいます。しかし、機械安全規格システムの構造を理解することは良いことです。

 

    • EN ISO 12100

      設計に関する一般原則 - リスク評価とリスク低減

      機械安全の「バイブル」。重要な定義、安全対策の選択に関する基本ルール、リスク評価についての詳細な指示がすべて含まれている

    • EN ISO 13857

      危険区域に上肢および下肢が到達することを防止するための安全距離

      フェンスの高さ、開口部の大きさ、安全距離を判断

    • EN ISO 13854

      人体の一部が押し潰されることがない最小限の間隔

      指、手、足、頭などの重要な身体部位が押し潰されない寸法を定義(旧EN 349)

    • EN ISO 13851

      両手操作装置 - 設計と選択の原則

      危険な機能を起動および実行するために2つのボタンを同時に押す必要がある制御装置の設計に関する規則

      (旧EN 574)

    • EN ISO 14120

      ガード - 固定式および可動式ガードのデザインと構築に関する一般要件

      安全カバー、フェンスドアなどの設計に関する規則。

    • EN ISO 14119

      ガードに付随するインターロック装置 - 設計と選択の原則

      安全スイッチの種類と選択、操作を防ぐ方法に関する規則

    • EN ISO 13855

      人体の部位の接近速度に対する安全ガードの配置

      ライトカーテン、レーザースキャナー、両手制御アプリケーションの設計の基礎と公式

    • EN ISO 13850

      非常停止 - 設計の原則

      制御要素のルールと「停止カテゴリ」の定義

    • EN ISO 13849-1/-2 制御システムの安全関連部品 ドアのインターロックや監視など、信頼性の高い制御回路を設計するための基礎知識、計算式、手法、第2部では安全システムの検証・妥当性確認について解説

    • EN 60204-1 機械の電気装置 - 第1部: 一般要求事項 機械メーカー向けの電気安全「バイブル」

    • EN ISO 11161

      統合生産システム - 基本要求事項

      工作機械、コンベア、ロボット工学を同時に含むシステムの設計原則、複数の危険領域に細分化するためのルール

 

 

2009年12月29日より、機械指令2006/42/ECが有効となっています。
変更点を一部簡単に説明します。 
「非独立機械」(2B機械)として定義されていた機械は、「部分的に完成した機械」として定義されるようになりました。この種類の機械への要求事項も引き上げられ、例えばリスク評価の文書化が必要となりました。
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